新型コロナワクチン接種後の乳がん検診(検査)について
2021年08月31日
日本乳癌検診学会からは、症状のない人間ドックや健康診断で行う乳がん検診について「乳がん検診はワクチン接種前に施行するか、2回目ワクチン接種後少なくとも6週間~10週間の間隔をおいてから施行すること」が推奨とされています。これは、新型コロナワクチン接種後の副反応として脇の下のリンパ節の腫れが報告されており、このリンパ節の腫れが病的なものなのかワクチンによるものかを判断しにくいので、自然に縮小消失する6-10週間後がお勧めということが理由になります。
しかし、なかなか受診日の調節や変更できない方は、ワクチン接種時期と接種部位の確認をさせていただくことでリンパ節の腫れも考慮して検査や説明を行っています。また症状のある方や定期検査の方はこれには該当しませんのでいつでも検査は可能です。